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ソウル&ファンク大辞典

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Augusto Martelli / BLACK SOUND FROM WHITE PEOPLE

イタリアン・レアグルーヴの名作にふさわしいセンスの塊

Augusto Martelli Black Sound From
White People,
Augusto Martelli, 1972
イタリア人なのに『白い人々による黒い音楽』という、今ならモラル的にどうかと思われるような大胆不敵なタイトルのAugusto Martelli(アウグスト・マルテッリ)の本作だが、「黒い音楽」と名乗るほどのディープなドス黒さはなく、どちらかというと70年代のイタリア映画のようなセンスの塊のサウンドでもある。

内容は、まさしくイタリアン・レアグルーヴの名作にふさわしく、ジャズ、ラテン、ファンクが巧みな胡散臭さのスパイスとともにミックスされている。そしてそのレベルが恐ろしく高い。

アウグスト・マルテッリは、映画やテレビ音楽を多数手がけていたため、あらゆる音楽のいい部分を編集する能力には長けていたようだ。サントラも残しているが、この“Black Sound From White People”も、まるで架空のサウンドトラックのようにも聞こえる。

オススメは“Loco Love Motion”。フルートと女性スキャットのユニゾンだけで昇天するマニアも多い一曲だ。ジャズファンクとしては“Kryptoblues”もいい。モンド感はないが、マルテッリの実力を知ることができるクールな曲。

1972年





Loco Love Motion - Augusto Martelli
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