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ソウル&ファンク大辞典

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B.B. King / SINGIN’ THE BLUES

現代ブルース誕生の記念碑的作品

BBキング Singin' the Blues,
B.B. King, 1957
幾人かいるブルース界の「キング」の中でも、最高位の王様がこのB.B.キングであることにはだれも異存ないだろう。そして彼のデビューアルバム“Singin’ the Blues”こそ、ブルース界の西暦元年であり、この作品以前がB.B.B.(Before B.B.)、この作品以降がA.B.B.(After B.B.)と分けることができる(注:そんなことは誰も言っていないので、ただの戯言と思ってお読みください)。また、彼のギタースタイルがロックギターを生み出したともいえるので、『ブルース界の王様』であると同時に、B.B.キングは『ロックギターの父』でもある。

彼の素晴らしい点は、ブルースやゴスペルだけではなく、ジャズの要素等も取り込み、幅広い層をターゲットにしていることだろう。これはデビュー前のラジオDJの経験が生きているのかもしれない。

このデビューアルバムでも、B.B.キングの多様性を十分知ることができる。彼の名が世に知られるきっかけとなった1951年リリースのスローブルース“3 O’Clock Blues”を聞くと、すでに彼のヴォーカルとギター・スタイルが、この時点でほぼ完成していることに気づく。続くヒット曲“You Know I Love You”では、ヴォーカルに徹して王道R&Bを歌い上げている。1953年のヒット曲“Woke Up This Morning”は、おそらく当時としてはかなり最先端のロックンロールを取り上げ、同年R&Bチャート1位の“Please Love Me”では、それら全てを統合したB.B.キング流ブルースを提案している。

この『シンギング・ザ・ブルース』は、デビューアルバムながら、すでにスターであった紀元前のB.B.キングのベストアルバムであり、ブルース史のターニングポイントを知ることもできるかなりお買い得な作品。

Producer: Florette Bihari
1957年





Please Love Me - B.B. King
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