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ソウル&ファンク大辞典

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Beginning of the End / FUNKY NASSAU

マイアミファンクの強力助っ人舶来砲

ビギニングオブジエンド Funky Nassau,
Beginning of the End,
1971
バハマの首都ナッソーからやってきたマニングス3兄弟といとこのFred Henfield(フレッド・ヘンフィールド)からなるBeginning of the End(ビギニング・オブ・ジ・エンド)。1971年にマイアミのAlston Records(アルストン)からリリースされたタイトル曲は全米チャートでいきなり15位の大ヒットとなった。レアグルーヴの流れで再評価されたといわれているが、実は当時から大変な評価を受けている(一発屋的な扱いではあるが…)。

タイトル通りの内容で、ナッソーからの蒸し暑そうな風をびしびし感じるようなファンキーさ。荒々しいギターのカッティングに、うねるベース、そして何よりもカリブの土着的なリズムに絡むThe Funky Nassau Horns(ファンキー・ナッソウ・ホーンズ)のラッパ隊が、ファンクとしてのグレードを上げている。A1の“Funky Nassau Pt.1”を聞いただけで、もう汗ビッショリ。この曲はバハマでの練習中に生まれたフレーズをふくらませて、歌詞をリズムに合わせていったという。

“Funky Nassau”は元々、Alstonで制作されたわけではない。自主制作のシングル盤として5千部のみ制作され、しかもB面として発売されたのだ。ラジオでオンエアされるようになると徐々に話題となり、ついにAlstonのHenry Stone(ヘンリー・ストーン)の耳に入ることになる。オリジナルのA面はストーンにボツにされ、急遽“Funky Nassau Pt. II”をレコーディンすることになった。こうして、A面B面を逆にしてリリースされたのが、Alston版の「ファンキー・ナッソウ」であり、パート1とパート2の2曲が収録された由来だという。

名盤を制作し、評価もされたのにレアグルーブ扱いされたのには理由がある。プロモーションのためのツアーが決まっていたのに、メンバーの一部がバハマに帰ることを選択したからだ。大スターになる寸前に、自ら梯子を下ろしてしまったのだ。

それにしても、マイアミソウルの幅は恐ろしいほどに広い。(そして、その多くがヒットしているということが凄い)

Producer: The Beginning of the End
1971年





Funky Nassau - Beginning of the End
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