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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Brick / BRICK

人の良さが玉に瑕の超極上ファンクバンド

Brick Brick,
Brick, 1977
味のある独特の粘っこいグルーヴが通に人気のファンクバンドのBrick(ブリック)。1972年、ディスコを演奏しているグループとジャズバンドのふたつのグループのメンバーによって結成された。そのため自分たちの音楽のことを“Dazz(disco+jazz)”と呼び、この名がついた曲もファーストアルバムの“Good High”に収録、ブリック最大のヒット曲になっている。

ここで取り上げるのはブリックにとってのセカンドであり、セルフタイトル作。「グッド・ハイ」も完成度の高いアルバムだが、第2作目では、よりオリジナリティを突き詰め、派手さはないものの質の高い音を築いている。サウンドはDazzというより、Fuzz(funk+jazz)といった感じで、フルートやトロンボーンを効果的に使う等、なかなか他のバンドでは聞けないサウンドになっている。

彼らの特徴は、B1の“Dusic”のように、メロディーが非常にポップなのに、それと反比例するようなヘビーなリズム隊が同時に存在していることだろう。

もったいないのが、ルックスだ。ファーストやセカンドのアルバムジャケットは結構かっこいいのに、YouTubeでのライヴを見ると、いかにも人が良さそうなおじさんといった感じで、もう少し、魅せ方に気をつければ、スーパーバンドになれたような気がする。

Producer: Brick, Phil Benton
1977年



Ain't Gonna Hurt Nobody - Brick
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