Twitter Facebook

ソウル&ファンク大辞典

ヒップホップを経験した時代からみた、永遠に完成しないソウル&ファンクの大辞典。

A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVW | XYZ
ABC | DEF | GHI | JKL | MNO | PQR | STU | VWXYZ
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVWXYZ

Buddy Rich Big Band / BIG SWING FACE

少女と天才ドラマーのグルーヴに夢中になる最高に楽しいビッグバンド

バディ リッチ Big Swing Face,
Buddy Rich Big Band,
1967
1960年代後半のジャズは様々な方向にベクトルが向きはじめ、ある意味最も興味深い時期だといえるが、天才的なドラム技術をベースとするBuddy Rich Big Band(バディ・リッチ・ビッグ・バンド)の音楽は、あくまでもオーソドックス。聴衆を楽しませることに主眼を置いているようで、このライブアルバム『ビッグ・スウィング・フェイス』でも終始一貫、みんなが楽しめる作りになっている。

バディ・リッチといえば、世界で最も偉大なドラマーのひとりによくあげられ、映画『セッション』でも憧れのドラマーとして神のように扱われていたが、ドラムの技術やジャズについて何も知らなくても、バディ・リッチはいつも最高のダンスミュージックを提供してくれる気さくな神なのだ。(1996年にCDとして再発された時には、彼のドラミングが楽しめるような曲が9曲も追加で収録された。)

このアルバムのクライマックスは、12歳のCathy Rich(キャシー・リッチ)と親子共演した“The Beat Goes On”。この曲は同年にSonny & Cher(ソニー&シェール)がヒットさせたポップソングで、キャシーの幼い声とゴージャスなビッグ・バンドのサウンドがアンバランスでおもしろい。

1973年の“The Roar of ‘74”もビッグバンドスタイルを継承しつつも、時代と並走し、よりファンク色を強めており、独自の世界を形成した名盤。

Producer: Richard Bock
1967年



The Beat Goes On - Buddy Rich Big Band
関連アーティスト