ヒップホップを経験した時代からみた、永遠に完成しないソウル&ファンクの大辞典。
Big Swing Face,バディ・リッチといえば、世界で最も偉大なドラマーのひとりによくあげられ、映画『セッション』でも憧れのドラマーとして神のように扱われていたが、ドラムの技術やジャズについて何も知らなくても、バディ・リッチはいつも最高のダンスミュージックを提供してくれる気さくな神なのだ。(1996年にCDとして再発された時には、彼のドラミングが楽しめるような曲が9曲も追加で収録された。)
このアルバムのクライマックスは、12歳のCathy Rich(キャシー・リッチ)と親子共演した“The Beat Goes On”。この曲は同年にSonny & Cher(ソニー&シェール)がヒットさせたポップソングで、キャシーの幼い声とゴージャスなビッグ・バンドのサウンドがアンバランスでおもしろい。
1973年の“The Roar of ‘74”もビッグバンドスタイルを継承しつつも、時代と並走し、よりファンク色を強めており、独自の世界を形成した名盤。
Producer: Richard Bock
1967年