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ソウル&ファンク大辞典

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Count Ossie & The Mystic Revelation Of Rastafari / GROUNATION

全てを受け入れた懐の深い宗教音楽

カウント・オジー Grounation,
Count Ossie &
The Mystic Revelation
Of Rastafari, 1973
レゲエ・ファンにとっては聖典のような作品であるカウント・オジー&ザ・ミスティック・リヴェレイション・オブ・ラスタファーライの“Grounation”。ブラック・ミュージック・ファンにとっても、アフリカから海を越えて、カリブ、ニューオーリンズ、ニューヨーク等を巡ってジャマイカにたどり着いたアフロ・ジャズの旅を疑似体験できる素晴らしい作品でもある。

アルバム・タイトルである“Grounation”とは、ラスタ独特の宗教的集会を指し、集会には必ず音楽が伴った。このアルバムは、その『グラウネーション』を再現してレコーディングされている。

驚くべきは彼らの音楽的な幅広さ。リズム楽器・金管楽器・歌だけのシンプルな構成であり、宗教的な音楽にも関わらず、呪術的な曲ばかりではなく、代表曲でもある“Oh Carolinaやジャズ・クルセイダーズの“Way Back Home”のように誰もが受け入れられるポップな曲も演奏している。それもこれも彼らにとって重要なのはメッセージであり、まずは全てを受け入れ、徐々に深遠なる教えに導くための工夫のひとつだったようだ。

「ジャマイカ」=「ラスタ」のイメージもあるが、かつてのラスタはジャマイカにおける完全なアウトサイダー・カルチャーであった。長い間、社会からも迫害されてきた。しかし、カウント・オジーをはじめとするミュージシャンの多くは、この教えに共感していた。そして彼らが残した音楽的遺産がそのままジャマイカ人のアイデンティティの重要な一部分となり、ラスタ自体も社会的認知を得るようになったのだ。

自らのルーツと重ね合わせ、アフリカ起源の音楽を、もう一度アフリカに返すための祝祭の音楽集。

1973年





Way Back Home - Count Ossie & The Mystic Revelation Of Rastafari
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