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創設者は、自らもブラック・ジャズから作品を発表しているキーボーディストのGene Russell(ジーン・ラッセル)と、Ovation Records(オヴェーション・レコーズ)の創設者でもあるDick Shory(ディック・ショリー)。ラッセルが音楽面、ショリーがこのレーベルの財政面を支えていたようだ。
レーベルを代表するアーティストはDoug Carn(ダグ・カーン)。このブラック・ジャズからは最も多い計4枚をリリースしており、どれもスピリチュアル・ジャズの好盤。ちなみにダグの夫人は後にソロとしても成功するJean Carne(ジーン・カーン。当時の名前はJean Carn)。彼女はダグ・カーンのアルバムにヴォーカルで参加している。
単なるジャズの進化系ではなく、ソウルやファンクの影響も受け、70年代ブラック・コミュニティの空気感を強烈に意識したレーベルだった。