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ソウル&ファンク大辞典

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Cluster / ZUCKERZEIT

全く汗をかかない元祖トランス系ファンク

クラスター Zuckerzeit,
Cluster, 1974
ブラックミュージックとは全く縁がなさそうだが、ファンクの歴史に意外なほど大きな影響を与えているのがドイツの天才的なアーティストたち。これはドイツ人がブラック的な要素を取り入れたというより、ブラック側からの一方的な求愛に近い。最も有名なのはヒップホップ黎明期に頻繁にサンプリングされたKraftwerk(クラフトワーク)だが、呪術的なミニマル・ビートを叩き出したカンや、ガラクタを打楽器にしたアインシュテュルツェンデ・ノイバウテン等、誰よりも先進的な手法でファンクを取り入れたドイツ人アーティストは多い。

クラスターのアルバム“Zuckerzeit”も、そうした流れの上にある傑作だ。クラスター自体は、ジャーマン・プログレやアンビエントなイメージの方が強いが、このアルバムは電子楽器を使ったビート(と恍惚のメロディ)がテーマになっている。この作品に限っていえば、クラフトワークよりも完成度が高く、トランスに直結するような中毒性の高い音を聞かせてくれる。不安定なリズムの上で、これまた不安定なシンセサイザーの音が揺れ動くA1“Hollywood”は、フリージャズのような実験性を保ちながら、ポップさも併せ持っている。

生音重視のオールド・ファンク・ファンにはキツイかもしれないが、その後のダンスミュージックに与えた影響は無視できない。

Producer: Cluster, Michael Rother
1974年





Hollywood - Cluster
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