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ソウル&ファンク大辞典

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Julie Driscoll, Brian Auger & the Trinity / STREETNOISE

二人の人生を凝縮したような作品

ジュリー・ドリスコル Streetnoise,
Julie Driscoll, Brian Auger
& the Trinity, 1969
ロッド・スチュワートやジョン・ボールドリーもいた伝説のバンド、スティームパケットから続いていたジュリー・ドリスコルとブライアン・オーガーのコンビ。彼らにとってラストとなった『ストリートノイズ』では、二人の未来を暗示するような音が記録されている。

ブライアン・オーガーはすでにハモンドオルガンの実力や、音楽家としての才能は実証済みであり、この時期からはジャズ、ソウル、ロックを巧みにクロスオーバーする路線へと進んでいく。このアルバムには彼の音楽的構成要素が全て詰め込まれている。

60年代モッズシーンのディーヴァだったジュリー・ドリスコルは、ヤードバーズのファンクラブ会員だった時に、歌を勧められデビューを果たす。音楽にのめり込んだ彼女の制作意欲は収まるところを知らず、ちょうど『ストリートノイズ』の頃は、アヴァンギャルドジャズに足を踏み入れつつある時。このアルバムではソウルやフォーク、ゴスペル、そしてアヴァンギャルドな曲と、あらゆる顔を見せている。

彼らの趣味を感じるカバー曲もたくさん収録されている。A3 “Take Me to the Water”とB3 “I’ve Got Life”はニーナ・シモン。B1“Light My Fire”はドアーズ。ミュージカル『ヘアー』で使われたB4 “Flesh Failures (Let the Sunshine In)”、D2 “All Blues”はマイルス・デイヴィスの作品にオスカー・ブラウンJr.が詩をつけた名曲。そしてラストの“Save the Country”はローラ・ニーロと、セレクトも幅広い。

ジュリー・ドリスコル・ブライアン・オーガー&ザ・トリニティの『ストリートノイズ』は、フロントのどちらかに興味さえあれば、ロック、ソウル、ジャズ、サイケデリック、アヴァンギャルドと、どの視点から聞いても楽しめるかなりオイシイ作品。

Producer: Giorgio ‘Rubbishenko’ Gomelsky
1969年





Flesh Failures (Let the Sunshine In) - Julie Driscoll, Brian Auger & the Trinity
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