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ソウル&ファンク大辞典

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Oscar Brown, Jr. / SIN & SOUL

毒薬入りのエンターテイメント

オスカー・ブラウン・ジュニア Sin & Soul,
Oscar Brown, Jr., 1960
ジャズ・シンガーとしてだけではなく、演劇・詩、そして公民権運動活動家としても活躍したオスカー・ブラウン・ジュニア。ぼっーと聞いていると、楽しげなエンターテイメント系のジャズのようにも聞こえるが、“Bid ‘Em In”では、奴隷のオークションの場面を描いていたりと、社会的なメッセージも込められている。この曲が発表された1960年は、まだ公民権法が制定される前なので、かなり勇気のいる行動だったはず。

父が弁護士だったため、法曹界に進むことを期待されたが、音楽に興味があった彼は、ある時ゴスペル界の大スターMahalia Jackson(マヘリア・ジャクソン)に、自作曲が取り上げられたことがきっかけで、真剣に音楽に取り組むようになったという。その後、彼の方向性を決定付けたのが、Max Roach(マックス・ローチ)との出会いだ。オスカー・ブラウン・ジュニアが書いた公民権運動のメッセージを大胆に取り入れた名作アルバム“We Insist!”により、彼の名は一気に音楽界に広まった。この作品の成功により、彼のデビューアルバム“Sin & Soul”の制作も決まった。

オスカー・ブラウン・ジュニアのように、シリアスな問題を時には笑いも入れながらエンターテイメントに昇華して表現できるアーティストの存在が、アメリカの文化を豊かにしていった。こうしたシニカルさが海を越えた英国のモッズ達にも支持されている。

1960年





Work Song - Oscar Brown, Jr.
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