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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Little Milton / WE’RE GONNA MAKE IT

しぶ〜いブルース・ミュージシャンによる、ちょ〜ポップなソウル

Little Milton We're Gonna Make It,
Little Milton, 1965
Little Milton(リトル・ミルトン)にとって最大のヒット曲“We’re Gonna Make It”や“Who’s Cheating Who”を収録した本作。ミッシシッピ・デルタ生まれのリトル・ミルトンだが、この時代には成功を求めシカゴのChess Records(チェス)傘下のChecker(チェッカー)から作品をリリースしている。内容はブルースというよりもR&Bに軸足を移しており、それだけ幅広い層にも受けていた。

Bobby Bland(ボビー・ブランド)もそうだが、ブルースで育った人たちが、ソウルフルに歌うとなぜこんなに大物感が漂うのだろう。ソウル一筋のヴォーカリストよりも、エンターテイメントに徹する大人の余裕を感じる。

この作品のプロデューサーBilly Davis(ビリー・デイヴィス)は、モータウン黎明期にBerry Gordy(ベリー・ゴーディー)等と仕事をし、チェスを経た後、広告代理店でコカコーラのCMソング等を手がけている。つまりポップな作品を最も得意としたプロデューサーなのだ。

前述のヒット作2曲以外にも、軽いノリの“Country Style”や“Can’t Hold Back the Tears”、“Ain’t No Big Deal on You”も最高のポップソウルだ。

Producer: Billy Davis
1965年



We're Gonna Make It - Little Milton
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