Twitter Facebook

ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVW | XYZ
ABC | DEF | GHI | JKL | MNO | PQR | STU | VWXYZ
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVWXYZ

Big Mama Thornton / IN EUROPE

後世に絶大なる影響を与えた「ビッグ・ママ」

ビッグママ・ソーントン In Europe,
Big Mama Thornton,
1966
何と言ってもエルヴィス・プレスリーの代表曲『ハウンド・ドッグ』を「キング・オブ・ロックンロール」よりも先に録音し、1953年に大ヒットさせていたことが有名なビッグ・ママ・ソーントン(この録音にはジョニー・オーティスも参加している)。その上、ジャニス・ジョプリンのバージョンが有名な『ボール・アンド・チェイン』は彼女の作品。ライヴ・パフォーマンスも素晴らしく、当然偉大な二人に匹敵するぐらい評価されても良さそうなものだが、このゴスペル・フィーリング溢れる最高級の女性ブルース・シンガーの知名度は一般的にはそれほど高くはない。

1951年にはピーコック・レコードと契約しているので、1966年の時点ではかなりのベテランの域に達していたが、なんと『イン・ヨーロッパ』は、ビッグ・ママ・ソーントンにとってのデビューアルバムにあたる。当時はまだアルバム自体が誰でも出せるものではない上に、常識を恐れず、辛辣な言動も平気で行なった彼女の作品をロングフォーマットでリリースすることは、レコード会社にとって相当のリスクがあったことが原因だろう。

このアルバムも準備万端で制作されたわけではない。伝説の『アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティバル』でロンドンを訪れた際、メンバーを急遽集め、レコーディングすることになった。しかし、そのメンバーがよかった。ギターには若き日のBuddy Guy(バディ・ガイ)、オルガンとピアノでEddie Boyd(エディ・ボイド)、スライドギターにはMississippi Fred McDowell(ミシシッピ・フレッド・マクダウェル)と各々がソロとしても名を成すメンバーが集まった。ビッグ・ママ・ソーントンも歌だけではなく、ブルースハープとドラムもプレイしている。

もちろん彼女の代名詞『ハウンド・ドッグ』も収録。

Producer: Chris Strachwitz
1966年





Hound Dog / Down Home Shakedown - Big Mama Thornton
関連アーティスト