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ソウル&ファンク大辞典

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Wild Magnolias / THE WILD MAGNOLIAS

ニューオーリンズファンクのルーツ直系サウンド

ワイルド・マグノリアス Wild Magnolias, 1974
ニューオーリンズがフランス領だった頃に伝わった謝肉祭の風習が独自に発展したマルディグラ。この祭りでは、小さな集団(トライブ)ごとに分かれ、多数のグループが音楽を奏でながら、街を練り歩いた。彼らの多くはギャングが母体となっていることが多く、当初は暴力が絶えなかったが、徐々に音楽やファッションが中心となり、現在のような巨大なカーニバルにまで発展していった。ワイルド・マグノリアスもこうしたトライブのひとつで、グループのリーダーは「ビッグ・チーフ(酋長)」と呼ばれていた。この経緯は、ニューヨークでヒップホップが誕生する時に、ギャングのボス、Afrika Bambaataa(アフリカ・バンバータ)が、街を統一していった様子とも似ている。

トライヴのひとつでしかなかったワイルド・マグノリアスのサウンドを全面的に支えたのが、地元ニューオーリンズのミュージシャンであるWillie Tee(ウィリー・ティー)。彼はソロ作や、 Gaturs(ゲイターズ)としても活動していたが、ワイルド・マグノリアスの音楽的頭脳としても、ビッグ・チーフのBo Dollis(ボー・ドリス)を、仲間のミュージシャンたちと支えた。

オススメは彼らのデビュー作でもあり、マルディグラ・インディアンとしても最初のレコーディングのひとつである“Handa Wanda”や、ヘビーファンクの“Corey Died on the Battlefield”、ブレイクビーツがかっこいい“(Somebody Got) Soul, Soul, Soul”。

ニューオーリンズ・ファンクの名盤の一つでもあるが、デビュー作であるこのセルフタイトル作は、アメリカの貴重な文化を知る上でも重要な一枚。

Producer: Philippe Rault
1974年





(Somebody Got) Soul, Soul, Soul - Wild Magnolias
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