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ソウル&ファンク大辞典

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Chairmen Of The Board

天才たちと出会い、デトロイトで開花したビター・ソウル

チェアメンオブザボード Give Me Just a Little
More Time, Chairmen
Of The Board, 1970
70年代初期のデトロイトを代表するグループなのに、イマイチ人気のないチェアメン・オブ・ザ・ボード。クオリティの高さはデトロイトどころか、当時のソウルシーン随一といっても大げさではない。

中心メンバーであるGeneral Johnson(ジェネラル・ジョンソン)はヴァージニア州生まれだが、チェアメン・オブ・ザ・ボードの前身であるThe Showmen(ショウメン)というグループは、ニューオーリンズのMinit Records(ミニット)からデビュー、初期のAllen Toussaint(アラン・トゥーサン)と組み、“I Will Stand”というローカルヒットを出している。しかし、弱小レーベルだったため、プロモートに力を入れることができず、彼らはフィラデルフィアのSwan Records(スワン)に移籍する。この時代には、まだフィリーソウルのムーブメントを起こす前のLeon Huff(レオン・ハフ)と仕事をしているが、結果は残せなかった。

音楽業界に幻滅しはじめていたジェネラル・ジョンソンに、新たに声をかけてきたのが、モータウンで名声を得ていたEddie Holland(エディ・ホーランド)だった。ホーランドは“I Will Stand”のジョンソンの歌声に聴き惚れ、一度仕事したいと思っていた。こうしてHolland-Dozier-Holland(ホーランド・ドジャー・ホーランド)の新レベールInvictus(インヴィクタス)のアーティスト、チェアメン・オブ・ザ・ボードとして彼らは生まれ変わる。

その後は数多くの名作を残す。最大のヒット曲は1970年の“Give Me Just a Little More Time”。この曲はモータウンの勝利の方程式をそのまま採用し、H=D=Hの曲とFunk Brothers(ファンク・ブラザーズ)の演奏で、全米チャート3位の大ヒットとなった。その他のオススメはメソッド・マンが“The Motto”でサンプリングした“So Glad You’re Mine”、カニエ・ウェストがジョン・メイヤーと招いて共演した“Bittersweet Poetry”の元ネタ“Bitterweet”、ほろ苦ノーザンの“(You've Got Me) Dangling on a String”、ファンキーな“Finder Keepers”等もいい。

Clarence Carter(クラレンス・カーター)が大ヒットさせた“Patches”も、チェアメン・オブ・ザ・ボードのバージョンがオリジナル。





So Glad You’re Mine - Chairmen Of The Board
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