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ソウル&ファンク大辞典

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Billy Parker’s Fourth World / FREEDOM OF SPEECH

謎のドラマーが残したストラタ・イースト屈指の人気盤

ビリー・パーカーズ・フォース・ワールド Freedom of Speech,
Billy Parker’s Fourth World, 1975
リーダーのビリー・パーカー(ドラム)よりも他のメンバーの方が有名なStrata-East(ストラタ・イースト)の名盤。このアルバムの人気を決定づけているのは二人の男女ヴォーカリストの存在だろう。一人目は“Dance of the Little Children”でヴォーカル、ピアノ、作曲を担当したDonald Smith(ドナルド・スミス)。彼は兄であるLonnie Liston Smith(ロニー・リストン・スミス)やLeon Thomas(レオン・トーマス)とも活動していた人物で、この曲でも彼の軽快であたたかな歌声が生きている。

もう一人は人気女性ヴォーカリストDee Dee Bridgewater(ディー・ディー・ブリッジウォーター)。彼女は夫のCecil Bridgewater(セシル・ブリッジウォーター。トランペット)とともに参加。“Get With It”はセシルの作品で、リズムのキメと緩和の対比が気持ちいい曲。

その他のメンバーはベースにCecil McBee(セシル・マクビー)、テナーサックスがRonald Bridgewater(ロナルド・ブリッジウォーター)。セシル・ブリッジウォーターとロナルドはもちろん兄弟。

ストラタ・イーストの一連の作品の中でも、それほどスピリチュアルに偏らずスイング感が心地いい一枚。

ビリー・パーカーは、音楽家としてより、教育者として実績を残した人らしいが、あまりにも謎が多すぎる。

Producer: Billy Parker
1975年



Get With It - Billy Parker’s Fourth World
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