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ソウル&ファンク大辞典

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Lonnie Liston Smith & the Cosmic Echoes / EXPANSIONS

コズミック・ジャズファンクの傑作

ロニーリストンスミス Expansions,
Lonnie Liston Smith
& the Cosmic Echoes,
1975
大学で音楽を学び、Art Blakey(アート・ブレイキー)のJazz Messengers(ジャズ・メッセンジャーズ)にも在籍したことのあるLonnie Liston Smith(ロニー・リストン・スミス)。いわゆるジャズの王道を歩んできたが、キャリアを重ねるにつれ、Pharoah Sanders(ファラオ・サンダース)やGato Barbieri(ガトー・バルビエリ)、Miles Davis(マイルス・デイビス)と出会い、スピリチュアル、ラテン、アフロ等のエッセンスを吸収していった。

70年代に良質のジャズファンクを制作したFlying Dutchman Records(フライング・ダッチマン)からリリースされたLonnie Liston Smith & the Cosmic Echoes(ロニー・リストン・スミス&ザ・コズミック・エコーズ)の“Expansions(エクスパンションズ)”では、こうした彼のキャリアの凝縮ともいえる作品が収録されている。

「エクスパンションズ」の価値を決定的に高めているのがA1のタイトル曲。Cecil McBee(セシル・マクビー)の印象的なベースラインで始まるこの曲では、弟のDonald Smith(ドナルド・スミス)がリードヴォーカルとフルートを担当している。女性のような彼の高い声がいい雰囲気を出しているが、もっといいのが彼のフルート。フルートが入ると、よりグルーヴ感が増し、ロニー・リストン・スミスの知的なサウンドに、熱い感情をプラスしている。

同じマイルス・デイビスのバンド出身のLarry Young(ラリー・ヤング)が、この時代、キーボードをジミヘンのギターのように弾きまくっていたのに対して、ロニー・リストン・スミスのプレイはあくまでも理性的でクール。

よくスピリチュアルジャズの代表のようにこの作品が語られているが、スピリチュアルというよりは、70年代という時代の空気を彼のセンスで論理的に表現したアルバムのように感じる。

Producer: Bob Thiele, Dave Wittman, Lonnie Liston Smith
1975年





Expansions - Lonnie Liston Smith & the Cosmic Echoes
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