ヒップホップを経験した時代からみた、永遠に完成しないソウル&ファンクの大辞典。
Live,このライブアルバムには、元Cream(クリーム)のGinger Baker(ジンジャー・ベイカー)が参加している。クリームは元々ブルースに大きな影響を受けており、アフリカ系ではない英国人なりのブルースの消化の方法としてクリームの音楽は生まれた。ベイカーはクリーム解散後、より深くアフリカンリズムを吸収するために、ガーナやナイジェリアにまで出かけるほど、原始の音楽に魅かれていた。つまりこの作品には、白人屈指のドラマーとアフリカ・ナンバー1のドラマー、Tony Allen(トニー・アレン)がツインドラムで共演しているのだ。オリジナル版には入っていないが、再発版にはこのふたりのドラムソロ(ドラムデュエット?)がボーナスとして収録されている。
サウンドはリズムを幾重にもかさねて、ホーンセクションやヴォーカルもリズム楽器のように奏でられている。まさしく、踊るためだけに存在する音楽だ。
フェラ・クティは非常に多作で50枚以上アルバムをリリースしているが、どれも質は高いので、ジャケット買いや時代で選んでも外すことはない。
アフロビートを世界に広めたフェラ・クティ&ザ・アフリカ70の貢献度はあまりにも大きい。
全カテゴリーのライヴアルバムで最高のものを紹介するローリングストーン誌の“50 Greatest Live Albums of All Time”にも選出されている。
Producer: Jeff Jarratt
1971年