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ソウル&ファンク大辞典

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Hugh Masekela / MASEKELA INTRODUCING HEDZOLEH SOUNDZ

ジャズファンクの故郷で、アフリカ人によって制作された名盤

Hugh Masekela Masekela Introducing
Hedzoleh Soundz,
Hugh Masekela, 1973
いつもはアフロにジャズやソウルのテイストをミックスした、あたたかな音を聞かせてくれる南アフリカ出身のトランぺッターHugh Masekela(ヒュー・マセケラ)だが、この作品ではかなりハードなアフロファンクを演奏している。というのも、タイトルにもあるようにこの作品は、既に欧米で有名だったマセケラが、ガーナのHedzoleh Soundz(ヘズォレ・サウンズ)を紹介する形をとっており、音はむしろヘズォレ・サウンズが主役で、ヒュー・マセケラはゲストといったほうが正しいかもしれない。

ヘズォレ・サウンズをヒュー・マセケラに紹介したのは、なんとFela Kuti(フェラ・クティ)だったらしい。マセケラがギニア・ツアー中に、ナイジェリアから来ていたフェラ・クティと出逢い、ガーナのヘズォレ・サウンズを紹介された。当時はまだこの作品ほど洗練されていなかったらしいが、ヘズォレのアフロサウンドに衝撃を受けたマセケラは、1967年、一緒にライブもしている。

A1の“Languta”では、ヘズォレ・サウンズのアフロビートに載せて、マセケラがサイケでエレクトリックなトランペットでグルーヴさせる。A3の“Adade”には、マセケラの真骨頂ともいえる泣きのフレーズが満載だ。アフロジャズとしての聞き所はB1“Patience”からB2“When”の流れだろうか。

マセケラがヘズォレ・サウンズを引き立てようとしているためか、全体を通して長年やって来たバンドのような一体感さえ感じる。ファンクなのにあたたかい、アフリカのミュージシャンの懐の深さを感じる作品だ。

Producer: Faisal Helwani
1973年





Languta - Hugh Masekela
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