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ソウル&ファンク大辞典

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Gil Scott-Heron / PIECES OF A MAN

ビートを操る吟遊詩人

ギルスコットヘロン Piece of a Man,
Gil Scott-Heron, 1971
70年代の中で、音楽に最も強いメッセージを込めていたアーティストのひとりがこのギル・スコット・ヘロン。彼の場合、出発点は詩人であり、レコーディング第1作目もハードなポエトリー・リーディングに近い内容だった。パーカッションを使ったそのスタイルは、Watts Prophets(ワッツ・プロフェッツ)やLast Poets(ラスト・ポエッツ)にも似ている。事実、彼はラスト・ポエッツのライヴを見て衝撃を受け、表現者として音楽に目覚めたようだ。

第2作目にあたる“Piece of a Man”は、音楽的要素を拡大し、ジャズファンクやブルージーなスタイルをとった。彼の音楽的相棒であるBrian Jackson(ブライアン・ジャクソン)もこの作品から参加している。

Flying Dutchman(フライング・ダッチマン)のプロデューサー、ボブ・シールの顔の広さのおかげか、ブライアン・ジャクソン以外のメンバーがやけに豪華だ。ほぼ音楽的なデビュー作でもあるのに、鉄壁のリズム隊には、Bernard Purdie(バーナード・パーディ、ドラム)とRon Carter(ロン・カーター、ベース)、フルートとサックスはHubert Laws(ヒューバート・ロウズ)が担当している。

オススメはファンキーなA面の曲。A1 “The Revolution Will Not Be Televised”は、デビューアルバムにもラップ版が入っていたが、このバージョンの方が有名。メローなA6 “I Think Ill Call It Morning”の彼の歌声もなかなか味がある。

彼の社会体制を冷静に見つめた上での攻撃的な思想とアジテーションのようなヴォーカルスタイルは、ヒップホップに多大な影響を与えた。

Producer: Bob Thiele
1971年



Revolution Will Not Be Televised - Gil Scott-Heron
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