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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Grandmaster Flash & The Furious Five / THE MESSAGE

これぞヒップホップのひな形

グランドマスターフラッシュ The Message,
Grandmaster Flash &
The Furious Five,
1982
ヒップホップがまだニューヨークの限られたエリアで起こりつつあるムーブメントだった頃から活動を開始し、Afrika Bambaataa(アフリカ・バンバータ)等とともに、スクラッチを駆使したDJ、ラップ、ブレイクダンス、グラフィティを取り入れた彼らのスタイルは、その後のアーティストに多大なる影響を与えた。そしてグランドマスター・フラッシュ&ザ・フューリアス・ファイヴの『ザ・メッセージ』で、ヒップホップのひな形はほぼ出来上がった。

プロデュースはSugarhill Gang(シュガーヒル・ギャング)で一発当てて、ヒップホップに潜んだビジネスの可能性を実感したシルヴィア・ロビンソン。彼女はかつてスウィートソウルの名グループ、Moments(モーメンツ)も成功させていたため、ポップな味付けはお手の物だった。

収録曲はどれもヒップホップ・クラッシックスの定番ばかり。 2Pac(トゥーパック)やPuff Daddy(パフ・ダディ)等、数え切れないほどのアーティストがサンプリングしたタイトル曲“The Message”をはじめ、当時としては畑違いともいえるTom Tom Club(トム・トム・クラブ)の“Genius of Love”をサンプリングした“It’s Nasty”。逆に王道ともいえるStevie Wonder(スティービー・ワンダー)とSyreeta Wright(シリータ・ライト)共作のSpinners(スピナーズ)の名曲“It’s a Shame”をネタに使うなど、ヒップホップのあらゆる手法がこのアルバムには込められている。

ディスコの息の根を止め、ロックやソウルをむさぼり食らった雑食性の高いヒップホップを象徴するような作品。

Producer: Jigsaw Productions, Sylvia Robinson
1982年





It’s Nasty - Grandmaster Flash & The Furious Five
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