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ソウル&ファンク大辞典

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Luther Vandross / NEVER TOO MUCH

ブラコン界を代表する大スターの遅すぎるデビューアルバム

ルーサー ヴァンドロス Never Too Much,
Luther Vandross, 1981
1960年代後半からプロとして活動し、ダイアナ・ロス、ロバータ・フラック、チャカ・カーン、ドナ・サマー、シック、デヴィッド・ボウイ、そしてチェンジやB.B.&Q.バンド等、無数のバック・ヴォーカルを経て、1981年にようやくリリースしたソロデビュー・アルバムがこの『ネヴァー・トゥー・マッチ』。すでに実力十分だったこともあり、アルバムはR&Bチャート1位、ポップチャートでも19位を獲得。この大成功でルーサー・ヴァンドロスは、80年代のブラックコンテンポラリーを代表するヴォーカリスト兼サウンドクリエイターになった。

タイトル曲のA1 “Never Too Much”やB1 “She’s a Super Lady”のようなアップから、ミドルのA2 “Sugar and Spice (I Found Me a Girl)” B2 “You Stopped Loving Me”、スローのB3 “A House Is Not a Home”まで一分の隙もない見事な出来。

サウンドが非常にゴージャスなので、もっと華やかなスターたちがたくさん参加しているのかと思ったが、バックは意外に堅実な面々。この中で最も光っているのは、ベースで参加しているマーカス・ミラー。“She’s a Super Lady”はマーカス・ミラーにとっても80年代を代表する曲だろう。

Producer: Luther Vandross, Larkin Arnold
1981年



Never Too Much - Luther Vandross
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