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ソウル&ファンク大辞典

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Voices of East Harlem / THE VOICES OF EAST HARLEM

カーティス・マジックにかかったスラム出身のスーパーファンキー・チルドレン

Voices of East Harlem Voices of East Harlem,
The Voices of East
Harlem, 1973
1969年、治安の悪いニューヨークのイーストハーレムで地域活動の一環として、12〜21歳の子どもたちを集め、ゴスペルを歌い始めたVoices of East Harlem(ヴォイシズ・オブ・イースト・ハーレム)。この3枚目のセルフタイトル作では、プロデューサーにCurtom(カートム)のCurtis Mayfield(カーティス・メイフィールド)Leroy Hutson(リロイ・ハトソン)、Rich Tufo(リッチ・テュホ)を迎えて、初めてゴスペルから離れた音楽に挑戦している。

1970年のデビュー作“Right on Be Free”では、まだ初々しい歌声だったが、まだ3年しか経っていないにも関わらず、本作ではかなり大人びたサウンドを聴かせてくれる。

オススメはヴォイシズ・オブ・イースト・ハーレムのコーラスワークと、カートムらしいグルーヴの両方を堪能できるA3 “Little People”。同タイプの曲のB1 “Wanted, Dead, or Alive”もいい。彼らの代表曲のひとつであるスウィートソウルA4 “Giving Love”は、彼らならではの甘酸っぱさを感じる名作。甘いタイプの曲だとB2 “Loving You the Way I Do”や続く“I Like Having You Around”も時代の数年先をいったメロウさが気持ちいい。

Producer: Curtis Mayfield, Leroy Hutson, Rich Tufo
1973年



The Voices Of East Harlem in Prison Concert
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