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ソウル&ファンク大辞典

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Gang Of Four / HARD

分裂状態で制作された大失敗作(だけど隠れたファンク・ロックの名盤)

ギャングオブフォー Hard, Gang Of Four, 1983
Andrew Gill(アンディ・ギル)の硬質なギターが特徴的なギャング・オブ・フォー。攻撃的なサウンドはポストパンクの代表格のようにも称えられる。本作は彼らの4作目であり、第1期のギャング・オブ・フォーとしては最も人気も評価も低い作品。理由としてはバンドはすでに崩壊寸前であり、パンクのかけらもないサウンドに変質していたからだろう。事実、この時点で彼らは「ギャング・オブ・スリー」になっており、女性ベーシストSara Lee(サラ・リー)も収録曲の半分ぐらいしか弾いていない。つまりこの作品は、ギャング・オブ・フォーの中心人物、アンディ・ギルとJon King(ジョン・キング)の二人で制作されたようなものなのだ。

パンクスピリッツを失った彼らが取り入れたものとは? 「ハード」は全編ダンスフロア向けの曲で占められている。これでは従来のファンから見放されても仕方がないが、これがなんとも素晴らしくクールで、時にはアフロも感じるファンクに仕上がっているのだ。

以前のギャング・オブ・フォーとは全く異なるリズムの揺れに変わり、アンディ・ギルのギターは控えめになった。しかし、ギルのギターは新しいスタイルに非常にうまくはまっており、パンクを経験したグループにしか出せない味がある。

プロデュースのアルバート・ブラザースは、マイアミのCriteria Studios(クリテリア・スタジオ)での「ファット・アルバート・ドラム・サウンド」と呼ばれる独特のドラムの録音方法が有名。ローリング・ストーンズやデレク&ザ・ドミノス等のロック系が中心だったが、アレサ・フランクリンやジミ・ヘンドリックス、ベティ・ライト等のブラック系アーティストも手がけている。

Producer: Howard Albert, Ron Albert
1983年





Is It Love - Gang Of Four
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