Twitter Facebook

ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVW | XYZ
ABC | DEF | GHI | JKL | MNO | PQR | STU | VWXYZ
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVWXYZ

Marcos Valle / PREVISÃO DO TEMPO

ブラジルの天才が70年代に残した音楽の宝箱

マルコスヴァーリ Previsão Do Tempo,
Marcos Valle, 1973
ブラジル音楽は果てしないほど間口が広いので、ボッーと聞いていると最初は単なる軽快なラテン・ポップスのようにも聞こえるが、少し耳を澄ますと徐々にいろんな要素が複雑に絡みだし、マルコス・ヴァーリの深遠な世界に引き込まれる一枚。

マルコス・ヴァーリの才能に文句をつける人などいないだろうが、このアルバムではバックを務めるAzymuth(アジムス)の貢献も大きい。彼らはこの作品の後、世界的評価を受けることになる。特にJose Roberto Bertrami(ジョゼ・ホベルト・ベルトラミ)の時代を感じるシンセサイザーが狂っていていい。

再評価のきっかけは、このアルバムのソウル的な部分やメロウな側面だろう。A4 “Mentira”のリズムの刻み方は明らかに70年代ファンクの影響を受けており、続くタイトル曲はソウルやジャズの影響とともに、凡庸さと狂気を同時に感じる絶妙のブレンド感。メロウの極地A6 “Mais Do Que Valsa”にはただただトロける。

ボサノバ、サンバ、ジャズ、ロック、ポップスとマルコス・ヴァーリの音楽キャリア全てを織り込んだ集大成のような作品。

Producer: Milton Miranda
1973年





Mentira - Marcos Valle
関連アーティスト