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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Webster Lewis / THE CLUB7 LIVE TAPES

熱量満タンのファンキーソウルジャズ!

ウェブスター ルイス The Club7 Live Tapes,
Webster Lewis, 1971
1971年、ノルウェーで録音されたキーボード奏者ウェブスター・ルイスのデビューアルバム“Live at Club 7”に未収録曲を大量に追加してリリースされた本作。2日間のライヴを編集した収録合計2時間半の超大作。全曲ジャズというより、曲によっては超野太いバリトンヴォイスのボーカリストも使って、アイズレー・ブラザーズの“It’s Your Thing”のカバーを演るなど、熱量たっぷりでソウルフルな演奏を楽しめる。

ウェブスター・ルイスといえば、Strata-East Records(ストラタ・イースト)のPiano Choir(ピアノ・クワイア)や、Tony Williams Lifetime(トニー・ウィリアムス・ライフタイム)、Herbie Hancock(ハービー・ハンコック。笠井紀美子の『バタフライ』にも参加)との活動や、70年中期以降のディスコ寄りの作品での活躍の方が目立っているが、まだ無名だった“Live at Club 7”は、まるで別人格のような作風で、比較対象がないほど個性的でもある。スピリチュアル・ジャズ的な要素も強いが、どちらかというとゴスペルやアフロのようにもっと血流を感じ、「ドクドク」感が凄いのだ。この感覚は、ジャズよりもジェームス・ブラウンに近い。

Producer: Webster Lewis, Hallvard Kvale
1971年



Do You Believe - Webster Lewis
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