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ソウル&ファンク大辞典

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Willie Henderson & Soul Explosions / FUNKY CHICKEN

シカゴソウル裏方の渋甘上質グルーヴ

ウィリーヘンダーソン Funky Chicken,
Willie Henderson &
Soul Explosions, 1970
シカゴソウルの黄金期を陰で支えたウィリー・ヘンダーソン。若い頃はサックス奏者としてOtis Rush(オーティス・ラッシュ)等のバックを務め、1968年にBrunswick Records(ブランズウィック)に入社、以後、同レーベルのChi-Lites(シャイライツ)、 Jackie Wilson(ジャッキー・ウィルソン)、Tyrone Davis(タイロン・デイヴィス)、Barbara Acklin(バーバラ・アクリン)等のプロデュース、アレンジ、演奏を手がけ、スター・プロデューサーのCarl Davis(カール・デイヴィス)とともにブランズウィックを支えていた。

本作はそんなシカゴソウルの裏方が、ウィリー・ヘンダーソン&ソウル・エクスポロージョンズとして主役になった貴重な作品。

1曲目の“Soulful Football”から、裏方ならではの緻密なサウンド重視のご機嫌なビートを聴かせてくれる。全体を通してのメッセージ性は特にないが、音を楽しむことに重点を置いており、DJにとって使い勝手のいい内容になっている。

職人だけあって駄作がないところはさすが。収録曲で最も有名なのはアニメ上のポップスバンドArchies(アーチーズ)の“Sugar Sugar”のカバーだろう。この何の変哲も無いポップソングを、極上のシカゴソウルに仕立て上げている。

タイロン・デイヴィスの“Can I Change My Mind”のカバーも秀悦。オリジナルもウィリー・ヘンダーソンがプロデュースを手掛けているが、タイロン・デイヴィスのヴォーカル無しでも充分成立させているところはすごい。

シカゴソウルの一歩向こう側に存在する隠れた名作。

Producer: Carl Davis, Willie Henderson
1970年





Sugar Sugar - Willie Henderson & Soul Explosions
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