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ソウル&ファンク大辞典

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Eddie Bo

ニューオーリンズ臭プンプンのファンキー男

エディ・ボー Hook and Sling--Part 1,
Eddie Bo, 1969
華々しい活躍はなかったが、それでもニューオーリンズを代表するアーティストと言っても過言ではないEddie Bo(エディ・ボー)。デビューは1955年にAce Records(エース)から。翌年Appollo Records(アポロ)からリリースされた“I’m Wise”は、Little Richard(リトル・リチャード)が“Slippin’ and Slidin’”としてカバーし、その後ジョン・レノンにもカバーされる。

1965年には彼の代表作でもある“Pass the Hatchet”を発表。この作品は彼の名義ではなく、Roger & the Gypsies(ロジャー&ザ・ジプシーズ)としてSeven Bよりリリースされている。この頃エディ・ボー名義で出された“S.G.B (Stone Graveyard Business)”では、ジェームス・ブラウンの影響(パクリ?)も見られ、徐々にファンク色を強めていく。

1969年にはR&Bチャート13位のヒットとなる“Hook and Sling”、翌年にも“Check Your Bucket”がヒットした。この2曲はニューオーリンズ独特のセカンドライン・ファンクの初期の名作としても知られている。Sonny Jones(ソニー・ジョーンズ)という名義では“Sissy Walk”というファンキーな曲も残している。

ニューオーリンズの弱小レーベルを渡り歩いたエディ・ボーは、プロデューサーとしても、Art Neville(アート・ネヴィル)、Irma Thomas(アーマ・トーマス)、Al “Carnival Time” Johnson(アル・カーニバル・タイム・ジョンソン)等、地元のアーティストの作品を多く手がけている。

Explosions(エクスプロージョンズ)の“Hip Drop”、Chuck Carbo(チャック・カーボ)の“Can I Be Your Squeeze”、Mary Jane Hooper(メアリー・ジェーン・フーパー)の“I’ve Got Reasons”、Oliver Morgan(オリバー・モーガン)の“Roll Call”などの名作も彼の作品だ。



Check Your Bucket - Eddie Bo
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