Twitter Facebook

ソウル&ファンク大辞典

ヒップホップを経験した時代からみた、永遠に完成しないソウル&ファンクの大辞典。

A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVW | XYZ
ABC | DEF | GHI | JKL | MNO | PQR | STU | VWXYZ
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | UVWXYZ

Eddie Bo

ニューオーリンズ臭プンプンのファンキーローカル番長

エディ・ボー Hook and Sling--Part 1,
Eddie Bo,
1969
全米的な華々しい活躍はなかったが、自作他作を問わず数多くのシングルレコードをリリースし、ニューオーリンズを代表するアーティストと言っても過言ではない活動を続けたEddie Bo(エディ・ボー)。本名はEdwin Joseph Bocage。彼の家系にはジャズ・ミュージシャンが多く、彼自身もジャズの影響を強く受け、その他には地元のレジェンドProfessor Longhair(プロフェッサー・ロングヘア)の名前もあげている。デビューは1955年にAce Records(エース)から。翌年Appollo Records(アポロ)からリリースされた“I’m Wise”は、Little Richard(リトル・リチャード)が“Slippin’ and Slidin’”としてカバーし、その後ジョン・レノンにもカバーされる。

1965年にはエディ・ボーの代表作でもある“Pass the Hatchet”を発表。この作品は彼の名義ではなく、Roger & the Gypsies(ロジャー&ザ・ジプシーズ)としてSeven Bよりリリースされている。この頃エディ・ボー名義で出された“S.G.B (Stone Graveyard Business)”では、ジェームス・ブラウンの影響(パクリ?)も見られ、徐々にファンク色を強めていく。

1969年にはR&Bチャート13位のヒットとなる“Hook and Sling”、翌年にも“Check Your Bucket”がヒットした。この2曲はニューオーリンズ独特のセカンドライン・ファンクの初期の名作としても知られており、現在エディ・ボーの作品として最もよく耳にする曲かもしれない。Sonny Jones(ソニー・ジョーンズ)という名義では“Sissy Walk”というファンキーな曲も残している。

ニューオーリンズの弱小レーベルを渡り歩いたエディ・ボーは、プロデューサーとしても、Art Neville(アート・ネヴィル)、Irma Thomas(アーマ・トーマス)、Al “Carnival Time” Johnson(アル・カーニバル・タイム・ジョンソン)等、地元のアーティストの作品を多く手がけている。

Explosions(エクスプロージョンズ)の“Hip Drop”、Chuck Carbo(チャック・カーボ)の“Can I Be Your Squeeze”、Mary Jane Hooper(メアリー・ジェーン・フーパー)の“I’ve Got Reasons”、Oliver Morgan(オリバー・モーガン)の“Roll Call”などの名作もエディ・ボーの作品だ。長きにわたって地元ニューオーリンズを拠点に活動を続けた。



Check Your Bucket - Eddie Bo
関連アーティスト