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ソウル&ファンク大辞典

ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。

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Calypso King & the Soul Investigators / SOUL STRIKE!

北欧のディープなロウファンクの王様

Soul Investigators Calypso King &
the Soul Investigators,
Soul Strike!, 2001
ヘルシンキ郊外の街で1998年に人知れず結成されたCalypso King & the Soul Investigators(カリプソ・キング&ザ・ソウル・インヴェスティゲイターズ)。2枚のシングルを自主制作した後、ニューヨークのSoul Fireからこのアルバム“Soul Strike!”をリリース。このレーベルのオーナー、フィリップ・レーマンは、ディープ・ファンクの女王シャロン・ジョーンズを発掘した人物として知られる。

アルバム一曲目のタイトルは“Gator Funk, Part 1”。これは完全にMeters(ミーターズ)へのオマージュであり、その他の曲も2000年代にリリースされた音源だとは思えないほど、ディープなロウ・ファンクを聞かせてくれる。続く“Ma-Gee”もまるでAllen Toussaint(アラン・トゥーサン)がプロデュースしたようなニューオリンズ・ファンク。4曲目の“Some Funk”ではJ.B.’sBooker T & the M.G.’sが合体したようなブルージーな渋目のファンク。

全編インストなのも潔くていい。シャロン・ジョーンズのようなヴォーカリストがいれば話は別だが、下手なヴォーカリストを入れるぐらいならインストの方が全然いい。

現在はバンド名を簡略化し、ザ・ソウル・インヴェスティゲイターズとしてフィンランドを中心に活動しているらしい。

2001年



Chick Bean - Calypso King & The Soul Investigators
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