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ソウル&ファンク大辞典

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Lonnie Smith / THINK!

オルガン・ソウル・ジャズ不滅の大定番

ロニー スミス Think!,
Lonnie Smith, 1969
アルバム・タイトルの“Think!”が、B1収録のアレサ・フランクリンの曲が由来であることからわかるように、ロニー・スミスの中でも非常にソウルフルなジャズで溢れた一枚。1曲目の“Son of Ice Bag”も、南アフリカ出身のトランペット奏者Hugh Masekela(ヒュー・マセケラ)のカバーソングであり、非常にファンキー。その他にも童謡をモチーフにした“Three Blind Mice”もあり、ジャズ特有の敷居の高さは全く感じない。

George Benson Quartet(ジョージ・ベンソン・カルテット)でプロとして脚光を浴び、ジョージ・ベンソンとともにLou Donaldson(ルー・ドナルドソン)の“Alligator Bogaloo”に参加するなど、ロニー・スミスはソウルと親和性の高いアーティストと出会い、オルガン奏者としての地位を築いてきた。

トランペットでリー・モーガン参加。ティンバレスのHenry (Pucho) BrownはPucho & His Latin Soul Brothers(プーチョ&ヒズ・ラテン・ソウル・ブラザース)の『プーチョ』。最高に小気味の良いドラムはMarion Booker Jr.(マリオン・ブッカー・ジュニア)。彼はロニー・スミス以外にもジョージ・ベンソン、ジミー・マクグリフ等、ソウル・ジャズ系のアルバムで多くプレイしている。

このアルバムはそんな彼のキャリアが凝縮した一枚であり、バリバリのジャズファンでもソウルしか聞いたことのない人でも、誰もがハッピーになれる作品。

Producer: Francis Wolff
1969年



Son of Ice Bag - Lonnie Smith
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