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ソウル&ファンク大辞典

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Lou Courtney / I’M IN NEED OF LOVE

巨星に匹敵するメロウソウルの名手

ルー・コートニー I'm in Need of Love,
Lou Courtney, 1974
繊細な歌声とマッチするバックのメロウな演奏。派手さはないもののかなりの実力派ミュージシャン、ルー・コートニー。同時代のMarvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)やLeroy Hutson(リロイ・ハトソン)、Leon Ware(リオン・ウェア)とも比較されることがあるようだが、感覚的にはこの三者よりも、80年代に直結するような時代を先取った感覚を受ける。

ルー・コートニーの本領が発揮されるのは、やはりメロウな曲。オススメは透明感あるソウルバラードのA2 “Since I First Laid Eyes on You”。この曲はスクールボーイ・Qが参加した50セントの“Can I Speak to You”でサンプリングされている。アップではNorman Connors(ノーマン・コナーズ)やEddie Kendricks(エディ・ケンドリクス)がカバーしたB3 “I Don’t Need Nobody Else”がいい。

共同プロデュースはGarnet Mimms & the Enchanters(ガーネット・ミムズ&ジ・エンチャンターズ)の“Cry Baby”やローリングストーンズのカバーが有名な“Time Is on My Side”の作者でもあるJerry Ragovoy(ジェリー・ラゴヴォイ)。

70年代後半には少しの間、Fifth Dimension(フィフス・ディメンション)にも加入していた。

Producer: Lou Courtney, Jerry Ragovoy
1974年



Since I First Laid Eyes on You - Lou Courtney
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