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ソウル&ファンク大辞典

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Donny Hathaway

繊細すぎた「ニューソウル」のアイコン

ダニーハサウェイ Live,
Donny Hathaway,
1972
1945年10月1日シカゴ生まれ、セントルイス育ちのダニー・ハサウェイ。セントルイス時代に教会のコーラス隊に参加してゴスペルに触れる。大学進学のために地元を離れワシントンDCへ移り、その後共作を制作することになるRoberta Flack(ロバータ・フラック)やLeroy Hutson(リロイ・ハトソン)と出会う。大学では音楽理論を専攻、卒業後に生誕の地シカゴへと戻る。この頃Curtom(カートム)を設立したばかりのCurtis Mayfield(カーティス・メイフィールド)と出会い、レコーディングをサポート。カートム、Chess(チェス)Stax(スタックス)で仕事を続け、スタックス時代にKing Curtis(キング・カーティス)を紹介され、Atlantic(アトランティック)と契約することを進められる。

1970年、デビュー作の“Everything Is Everything(邦題:新しきソウルの光と道)”を発表。この作品は彼の最も繊細な部分が表現されている。翌年ロバータ・フラックとの共作でCarol King(キャロル・キング)のカバー“You’ve Got A Friend”をリリース、R&Bチャート8位のヒットとなる。この成功を受け、1972年にはふたりの共作“Roberta Flack & Donny Hathaway”を発表、またこの年には史上最高のライブアルバムのひとつにもあげられる“Live”もリリースしている。違う場所で録音したものを一枚にまとめており、それぞれの雰囲気が出ていておもしろい。1973年には、ソロとして最期のスタジオアルバム“Extension of a Man(邦題:愛と自由を求めて)”を完成、ソウルの歴史に残る作品となった。1978年には再びロバータ・フラックとの共作を制作する。

ミュージシャンとして高みに上りつめたダニー・ハサウェイだが、成功とともに心を病み、妄想型統合失調症をわずらうことになる。1979年1月13日、宿泊中のホテル15階から飛び降り、その生涯を閉じた。

クラシックを学んだ影響か、ダニー・ハサウェイの音楽はそれまでの60年代サザンソウルの汗臭さや、モータウンのような明るさもなく、また同時代のニューソウルのような強い社会性もなく、あくまでも都会に住む、極普通のアフリカ系アメリカ人の繊細な心を表現していた。





The Getto - Donny Hathaway
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